あの夏のこと
- 図書館教育
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昨日は広島の原爆記念日でした。76年前の8時15分、広島の人々の上に原爆が落とされました。
これは昨日の朝日新聞に掲載された意見広告です。2021-8-6e9jyoueigo 2021-8-6j9jyounihonngo
(第九条の会ヒロシマ作成)
今図書館では,「あの夏のこと 広島,長崎」特集をしています。
8月だから手に取りたい本があります。
一度だけでなく,何度でも。
紹介した本 上から順に
「戦争が立っていた 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦中編」「なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編) 」(暮しの手帖社)
「ラグリマが聞こえる ギターよひびけ、ヒロシマの空に」ささぐちともこ(汐文社)紹介→ラグリマが聞こえる
「広島の木に会いにいく」石田 優子(偕成社 )
「沖縄戦の子どもたち (歴史文化ライブラリー 526) 」川満 彰(吉川弘文館 )
「バウムクーヘンとヒロシマ ドイツ人捕虜ユーハイムの物語」巣山ひろみ (くもん出版)
「はだしのゲン 1巻」中沢 啓治(汐文社)
「憎しみを乗り越えて ヒロシマを語り継ぐ近藤紘子」佐藤真澄 (汐文社)
「平和のバトン: 広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶」弓狩匡純 広島平和記念資料館 原爆資料館:協力(くもん出版 )
「へいわとせんそう」Noritake (イラスト), たにかわ しゅんたろう (ブロンズ新社)
「あるひ あるとき」あまんきみこ、 ささめやゆき(絵)(のら書店)
↓
「あるひ・・・」は今年90歳になるあまんきみこさんがご自分の体験をもとに書いたお話です。先日書面インタビューをしていただいた岩瀬成子さんにこの本を推薦され,早速読んでみました。第二次世界大戦の頃中国の大連で過ごした幼いころを書いています。いまこけしで遊ぶ子どもはあまりいませんが,精一杯の身近な友達でありおもちゃだった1つのこけしとの思い出が綴られる絵本です。弟や妹のいる人は読んであげるとよいですね。絵も味わいがあります。
テレビ番組でも特集が組まれます。https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=30199
今年は核兵器禁止条約が発効した大事な年です。ですが,私たちは1万3千発以上の核兵器が存在する世界で生きています。
当事者としてヒロシマ・ナガサキのこと,世の中のことを考え続けなくてはならない,と強く思いました。
1冊の本からでも,考える種はまかれます。
読むと,あの夏とこの夏がシンクロします。
そのほか館内では楽しい企画展示をいろいろしています。
学校に来られない人も写真ギャラリーで雰囲気を感じて下さい。
○なぜか涼しくなる・・・怪談特集!
○ドミニク・チェンさん特集 (今秋,高等部の文化講演会で来校決定!)
○公民レポートはこれできまり!
暑さが厳しいので体調管理に気をつけてください。
(図書館 松井・二井)